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生まれ変わってもここであなたを待っているよ~星守る犬からのプレゼント

「星守る犬」のことをご存知でしょうか。村上たかしさんによる漫画が原作で、2011年には映画化もされて、それぞれ大きな反響を呼びました。

涙なくしては見られない、「星守る犬」。
愛犬家なら誰でも、胸にグッと来るものがありますよね……。

そんな「星守る犬」になぞらえて、私と愛犬のエピソードを紹介したいと思います。
すべての犬が、「星守る犬」。亡くなっても、人間との絆は永遠です。

*私と愛犬のエピソード*

 

4年前まで、私たち家族には愛犬くぅちゃんがいました。

くぅちゃんを我が家に迎え入れた理由は、娘のため。当時1歳の娘は、人見知りが激しいうえに一人っ子。そんな娘に対して、「心を通わせられる相手を」と願ったからです。

 

娘とは対照的に、くぅちゃんは人懐っこい子でした。娘は最初くぅちゃんを怖がっていたものの、同じ時間を過ごすうちに笑顔が増えて、いつしか家族の誰よりも大切な存在になっていきました。

 

年月が経ち、娘は成長します。幼稚園、小学校……とすすんでも、娘の人見知りは相変わらず。学校でつらい思いをすることも多くなってきて、「学校へ行きたくない」と一人で泣くこともありました。

そんなとき娘の側にいてくれるのは、いつもくぅちゃん。くぅちゃんは、泣いている娘の手に自分の手を乗せて、娘の涙が止まるまでずっと寄り添ってくれていました。

 

中学生になって、娘の生活は少しずつ変わってきます。友達ができたり部活動を始めたりなど、帰宅が遅くなる日も増えてきたのですが、それでもくぅちゃんは毎日娘の帰りを待ち続けてくれました。娘の部屋でじっと座り、娘が帰宅したことがわかると尻尾がちぎれそうなほど喜んでいました。

 

娘にとってくぅちゃんは、姉妹であり、友人であり、親でもあったように思います。学校に行っているとき以外は、トイレもお風呂もずっと一緒。仲睦まじい二人を、心から微笑ましく思ったものです。

 

しかし、くぅちゃんに突然の病が訪れます。

娘が中学2年生の時でした。

家族で懸命に看病を試みたのですが、病気の進行が早く……くぅちゃんは息を引き取りました。

まさに、“あっという間”。

もちろん、家族の誰も、心の準備なんて出来ていませんでした。私自身も深い悲しみに襲われました。

しかし私が何よりも心配したのが、まるで自分の半身のような存在を失った娘のこと……。もしかしたら、長い長いペットロスになるかもしれないと覚悟しました。

 

あれから4年。

娘は少しずつ立ち直ってきていますが、くぅちゃんの死を100%消化しきれていないように見えます。朝目覚めたらいつものようにまた会えるのではないか、実はどこかからヒョコッと顔を出すのではないか……と、非現実な期待を抱いているような気がするのです。

 

くぅちゃんは娘のすべてでした。同時に、娘もくぅちゃんにとってのすべてだったと感じています。

すべてが楽しい思い出ばかりだったわけではありません。正直、くぅちゃんに優しく出来なかった日もありました。でも、娘がくぅちゃんにどんな対応をしても、深く根付いた絆は変わりません。くぅちゃんはいつでも娘に笑顔と癒しをくれて、いつでも娘の帰りを待ってくれていました。

 

犬は、心を許した相手にとても従順です。

「星守る犬」のことを知ったときも、くぅちゃんと重ねずにいられませんでした。

「ありがとう」を言える時間が十分に取れないまま、くぅちゃんはお空に旅立ってしまいました。思うように体を動かせなくなっていくくぅちゃんを前にして、娘がどんな気持ちでいたか……考えるだけで胸が詰まります。

でもそれって、くぅちゃんも同じかもしれません。ありがとうと伝えたい、でも体が動かせない、もう声も出ない……。

 

くぅちゃんがどんな気持ちで旅立っていったのか、娘がどんな気持ちで見送ったのか……。二人とも言葉にはしませんが、私には痛いほどよくわかります。

 

信じた相手のことを一途に慕い続ける、「星守る犬」。くぅちゃんは娘にとっての「星守る犬」であり、姿が無くなっても星になって見守ってくれていると信じています。

 

あれほど小さかった娘は、もう高校生。くぅちゃんとの思い出を胸に、娘は今日も学校へ通っています。

 

 

*すべての犬が、「星守る犬」*

私は、すべての犬が「星守る犬」だと思っています。

もっと言えば、犬に限らず、すべてのペットが「星守るペット」。

 

ペットは生きている間、家族に無償の愛をくれます。楽しいときは一緒に笑って、悲しいときはつらさを分け合って、共に人生を歩んでいくのです。

亡くなっても、飼い主さんのことをいつも虹の橋から見守っているでしょう。もう触れませんし声も届きませんが、心の深い部分での“つながり”は永遠に消えるものではありません。

 

ペットは飼い主さんのことが大好き。

仕事や学校が忙しいと十分にかまってあげられないこともありますが、愛情を与えて、与えられて、幸せな瞬間をできるだけ多く重ねていきたいですね。

*ペットは亡くなっても、きっとまた会える*

「亡くなったペットに会いたい」

ペットと深い絆を築いてきた飼い主さんほど、そう願ってしまうものです。

私の娘も、言葉には出しませんが、心で叫んでいるのが痛いほど伝わってきた時期がありました……。

 

亡くなったペットとは、時間がかかるかもしれませんが、もう一度会えるといわれています。

 

まず、虹の橋での再会。

ペットは息を引き取ると、虹の橋へ向かうとされています。そこではたくさんのペットが飼い主さんを待っています。病気も怪我も老衰も治って、みんな元気な姿。長い年月の後、飼い主さんがお空へ旅立つときが来たら……きっと虹の橋でペットと再会できるでしょう。

「会いたかった」

ふたりは虹の橋で昔のように走り回って……そして一緒に生まれ変わりを迎えるのです。

 

一方、虹の橋へ向かったペットは、早く飼い主さんに再会したいあまり、すぐに生まれ変わりを希望することもあるそうです。

ただ、飼い主さんの近くで生まれ変われるかは、神様次第。もし遠くの地で生まれ変わりを迎えても、何か月、何年……という時を経て、新しい姿で必ず飼い主さんの元へたどり着くでしょう。

 

「生まれ変わってもここであなたを待っている」、それこそが「星守る犬」からあなたへのプレゼントです。

だから、あまり悲しまないで。

ペットが亡くなったら、心が無くなりそうなくらい苦しいけれど、きっといつの日かまた会えるから……。

*まとめ*

すべてのペットは、飼い主や家族に従順です。それはまさに、「星守る犬(ペット)」といえるでしょう。

 

大切な存在が旅立つと、胸がつぶれそうになります。

残された私たちにできることは、天国へ旅立ったペットの幸せを願ったり、再会を切望したりすることだけ……。叶わないと知りつつも、健気に、何度も何度も。

 

でも、亡くなっても、生まれ変わって別の姿になっても、ペットがくれた愛は、今もあなたを包んでいるはずです。もしかしたら、ふとした瞬間に“あの子”の息遣いを感じることもあるのではないでしょうか。

 

飼い主さんを一途に愛する「星守る犬」。亡くなってもその面影を追い続ける人間もまた、「星守る人間」なのかもしれません。

お互いがお互いを信頼し合って、想い合うことほどすてきなことはないでしょう。

ふたりは、必ずまた会えます。だから涙を拭いて、“その時”まで、どうか笑顔で。

 

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