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大切なペットのために考えておきたい、ペットの終活

 

ペットとの別れなんて、考えたくありませんよね。

しかし、“そのとき”はいつか必ずやってきます……。

大切なペットだからこそ、目をそらさずに、最後まできちんと向き合ってあげましょう。

 

最近、ペットの終活をする方が増えてきています。

「ペットとの時間をより大切に感じるようになった」「心の準備ができたのでペットロスにならずに済んだ」など、終活のメリットはたくさん。

お別れの準備をするのはつらいですが、ペットにとっても、飼い主さんにとっても、終活はとても意味のあることなのです。

 

 

終活をはじめるタイミングは?

 

人間の世界にも「終活」はありますが、高齢になった方がおこなうことがほとんどでしょう。

しかしペットの「終活」は、個人の自由。ペットの年齢に関わらず、都合の良いときにおこなってください。

 

ただ、終活はできるだけ早めに済ませておくことをおすすめします。

なぜなら、そろそろ終活を…と考えている間にペットの容体が急変したり、飼い主さんが思うように動けなくなったりすることがあるから。だから、ペットも飼い主さんも元気なうちに、ある程度の終活は済ませておいたほうが良いのです。

 

また、早めの終活はメンタル面にも良い影響を与えます。

ペットが急に他界すると、重度のペットロスになりがちです。しかしすでに終活を済ませている方は、心の準備がある程度できています。万が一のときも心のダメージを回避しやすいため、ペットロスの軽減が期待できるでしょう。

終活とはつまり、“そのとき”へ向けたイメージトレーニングともいえるのです。

 

 

ペットの終活って、具体的に何をすればいい?

 

ペットの終活は、そう難しいものではありません。

ペットも飼い主さんも楽しみながら、幸せな記憶や記録をたくさん残していけたら良いですね。

 

終活にルールはありませんが、飼い主さんの多くがおこなっているのは、以下の5つです。

 

思い出づくり

 

ペットが元気なうちに、楽しい思い出をたくさんつくってあげましょう。

散歩や旅行など、無理のない範囲で企画してはいかがでしょうか?

 

もちろん、特別なイベントでなくても大丈夫。飼い主さんと一緒にいられれば、自宅でも公園でも、ペットはどこでも幸せを感じてくれますよ。

 

写真や動画を撮影

 

ペットの写真や動画、たくさん残していますか?

ペットの遊んでいる姿、いつもの散歩コース、思い出の場所など、いろいろな場所で撮影してあげましょう。

 

飼い主さんやご家族も一緒に写れば、世界にひとつだけの“家族写真”ができあがりますね。

 

ペット保険を見直す

 

ペットの終活として、保険の加入・見直しなどをおこなう方も少なくありません。

 

ペットには、公的な医療保険がありません。そのため動物病院などで診察してもらうと全額自費となってしまうのでご注意ください。

そこでおすすめしたいのが、ペット保険。民間業者で扱っていますが、業者によってサービス内容が異なるので、ペットと合った保険を選びましょう。

 

たとえば、「加入時のペットの年齢は〇歳まで」「加入時にペットが健康であることが条件」など、多くのペット保険では条件を設けていることがほとんど。また、保険によっては「ペット用の車椅子の費用を一部負担」「葬儀にかかる費用を一部負担」など各種オプションを設けていることもあります。ペットの年齢が上がるほど条件が厳しくなったり費用が高額になりがちなので、加入はできるだけ早めに済ませておくことをおすすめします。

 

“万が一”の対応を家族で共有

 

“万が一”は、いつ起こるかわかりません。

死期を匂わせるような様子ではなくても、考えたくはないですが、突然の交通事故や大病などのリスクはゼロではないのです……。

 

いざというときにスムーズに行動できるよう、“万が一”の対応を、ご家族であらかじめ話し合っておきましょう。

 

話し合う内容としては、たとえば以下の5点が挙げられます。

 

・ペットの介護が必要になったとき、どうするか?

⇒家族で面倒を見る、介護ホームを利用するなど、「誰が」だけではなく「預け場所」についても選択が必要です。

ただ、介護は体力仕事。飼い主さんが高齢だったり持病を抱えていたりしたら、やはり介護ホームに任せたほうが賢明でしょう……。

 

・いざというとき、どこまで治療を続けるか?

⇒考えるのはつらいですが、延命措置のボーダーラインについて話し合っておきましょう。命にもっとも直接かかわることなので、家族全員の意見の一致が欠かせません。

 

・看取る場所はどこにする?

⇒自宅、介護ホーム、動物病院などの選択肢があります。手厚い医療のサポートを重視するか、自然の摂理を受け入れて家族でおだやかに過ごすかなど、場所ごとの特徴を踏まえて決めるのが良いでしょう。

 

・ペットより先に飼い主が亡くなったときの引き取り先

⇒“万が一”が起こる可能性があるのは、人間も同じです。ペットよりも先に飼い主さんが他界したケースは、決して少なくありません……。飼い主がいないペットは保健所へ連れていかれてしまうので、どうぞご注意ください。

次の引き取り手を探すのも、終活のうちです。身近に引き取り手がいなければ、ペット信託を利用する方法もありますよ。

 

・供養方法は?

⇒大切なペットの供養。ペットが息を引き取った後も、大事に扱ってあげたいですね。

 

葬儀はどうするのか? 土葬か火葬か? お墓は? お仏壇は?……など、考えなければいけないことはいくつもあります。ご家族で意見が割れることもあるかと思いますが、1日2日で結論を出さずに、全員が納得するまでじっくり検討できたら良いですね。

 

なお、ペット火葬 一縁では事前相談も受け付けています。ペットの訪問火葬についてご不安や疑問点があれば、お気軽に一縁までご連絡ください。

 

メモリアルグッズを製作

 

終活として、ペットのメモリアルグッズを作成する方もたくさんいます。

一縁が扱っているメモリアルグッズでもっとも人気なのは、ペットそっくりの手作りマスコット。

ペットのお写真から、ミニチュアサイズの“分身”をお作りします。チェーンをつければ持ち歩きも可能です。そっくりのかわいさを、手乗りサイズでお楽しみください。

 

他に、各種仏具などもそろえています。気になるものがありましたらお気軽にお問合せください。

 

 

ペットの終活を成功させるポイント

 

終活のカタチに決まりはありません。

ペットによって、あるいは家庭によって異なるものですが、“終活成功のコツ”はある程度共通しています。

 

終活をはじめる際には、ぜひ以下の3点を意識してくださいね。

 

家族で話し合う

 

ペットを家族の一員として飼っている場合、家族全員の意見を聞くことが不可欠です。

たとえば、兄は「ペットに介護が必要になったら自分が面倒を見る」と言っているのに妹は「介護ホームに任せたほうが良い」と異なった意見を主張しているなど、一人でも異なった意見があるなら、意見がまとまるまでじっくり家族会議を開きましょう。

 

かけがえのない存在だからこそ、それぞれの“想い”があるのは当然です。結論を急がずに、誰もが納得する形で話がまとまったら良いですね。

 

ペット仲間に相談する

 

今ペットを飼育している方、あるいは飼育経験がある方は、終活について良いアイデアを持っていることがあります。相談してみると、良いアドバイスがもらえるかもしれませんよ。

 

また、終活をしていると何だか寂しい気持ちになることもあるでしょう。ペット仲間は、そんなときにも頼りになります。

心のままに、思ったことを話してみましょう。「わかるよその気持ち」なんて共感してもらえると、フッと楽になるのを感じるはずです。

 

エンディングノートを用意

 

「何からどう終活を始めれば良いのか分からない」という方は、エンディングノートに沿って準備していきましょう。

 

ペット専用のエンディングノートは多数市販されています。書かれている内容に沿って終活をすすめれば、迷うことはないでしょう。

ただ、順番は気にしなくでも大丈夫ですよ。埋められそうなところから埋めていく方も多いので、飼い主さんのやりやすい方法でお使いくださいね。

 

 

まとめ

 

ペットとの別れは、あまり考えたくないことです。でも、いつかは直面する問題でもあります……。

おだやかな気持ちで天国へ送り出してあげるには、早めの終活がポイントです。

 

ペットが元気なうちから終活をはじめれば、たくさんの思い出やたくさんの写真を残せます。また、飼い主さんも心の準備ができるので、いざというときにペットロスを大きく緩和できるでしょう。

 

しかし、ペットよりも先に飼い主さんが……という可能性もゼロとは言いきれません。

ペットの“その後”を決めるのも、終活のひとつ。特に一人暮らしの方は、ペットの引き取り先がないと保健所に連れていかれてしまうのでご注意くださいね。

 

終活を済ませた方の多くは、「ペットとの今を大事にしようと改めて思えた」「自分にとってかけがえのないパートナーなんだと実感した」など前向きな表情を見せてくださいます。ペットの終活は、決してネガティブなことではありません。ペットと飼い主さんの「これから」のために、ぜひ前向きにとらえてくださいね。

 

命あるものには、いつかは終わりが来ます。最後の瞬間にも、飼い主さんがおだやかな気持ちで向き合えたとしたら、きっとペットも安心して旅立てるでしょう。

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